今どきの結婚報告はなんでもSNS?
先日、以前に勤務していた職場の後輩からSNSで結婚(婚約)の報告を受けました。様々な理由により挙式や披露宴は行わず、入籍のみ行う予定とのことでした。私は結婚と同時にその職場を退職し、その後輩ともなかなか会う機会がなかったのですが、現在でも勤務を続けている当時の同僚にも同じような形で報告があったというのです。ちょっとビックリでした。そして何だかモヤモヤとした気持ちが残ってしまったのです。きちんと気配りをした上での誠実な報告であれば、全員から心のこもった祝福のコメントがもらえるはずだと思うのですが…。
単なるノロケだと思われるのでは!?
私と同じくSNSで結婚の報告を受けた同僚はアラフォーの独身女性です。彼女は後輩のSNSを見た時にまず「ケンカ売ってんのか!?」と思ったそうです。このように結婚(婚約)の報告が単なるノロケや自慢だと捉えられてしまう可能性もありますよね。一度、投稿をするだけで、知り合いみんなに報告することができるというのがSNSの良さだとは思います。ですが、報告する相手の数が多ければ多いほど、その受け取り方が多様化するのも当然のことです。幸せに満ちあふれた時期で、気分が高揚するのも分からなくはないですが、冷静かつ客観的に内容を吟味する必要があるとも思いました。
報告の順序は大丈夫!?
杞憂かもしれませんが、職場での直属の上司への報告はきちんとしたのだろうかと思いました。SNSにより様々な人たちとの接点を持つことは可能ですが、直属の上司とはつながっていない場合も多いはずです。仮に、先にSNSでの報告を済ませてしまい、他の社員を経由して結婚の話が上司に伝わるようなことがあったら、失礼に当たるはずです。上司に対しては直接、個別での報告をしてから、SNSでの報告をする…というのが正しい順序のはずだと思います。また、ごく親しい仲の友人がSNSを通じて初めて結婚についてを知った場合にも、「あらかじめ直接、話をして欲しかったなぁ…」とさみしい思いをすることがあるかもしれません。上司と同様に、事前に個別の報告をするのが鉄則ではないでしょうか。